最近流行のリフォームであるとか、
家屋の歪み/撓みの矯正とか、
配水管の水漏れであるとか、
そういった家屋のトラブルやら
グレードアップやらを、
自らの手でやってしまおうというのが
DIYということらしい。
DIYとは、"Do It Yourself"の略で、
つまるところ「自分でやれよ」なわけだ。
ということは、
ある夫婦の話。
念願のマイホームを買ったけれども、
やがて生まれる子供を育てるには少し狭い家。
思い切ってリフォームを決意する。
早速、業者にコンタクトを取ろうとしたその時、
DIYアドバイザーが現れ、こう言う。
「自分でやれよ」。
もちろん、そんなはずはない。
「自分でやれよ」をアドバイスするわけではないようだ。
最適な工具であるとか、状況の分析の仕方であるとか、
そういったことのアドバイスをする仕事らしい。
ということは、
ある夫婦の話。
念願のマイホームを買ったけれども、
やがて生まれる子供を育てるには少し狭い家。
思い切ってリフォームを決意する。
金額のことも考えて、自分でリフォームを試みる。
早速、金槌をもって壁を叩き出した時、
DIYアドバイザーが現れ、こう言う。
「金槌じゃなくてそこはドリルだろ。
そうじゃないよ、ドリルはこう使うんだよ。
あー、穴が曲がったよ。肘は直角に。
違う違う、肘だよ、ひ・じ。そうそう、いいねー。
え?見てばかりじゃなくてちょっと手伝えって?
いやいや、自分でやれよ」。
もちろん、そんなはずはない。
まったく手伝わないわけではないようだ。
資格試験は第1部、第2部に分かれており、
午後は「実技試験」と書いてある。
とうことは、
ある夫婦の話。
念願のマイホームを買ったけれども、
やがて生まれる子供育てるには少し狭い家。
思い切ってリフォームを決意する。
金額のことも考えて、自分でリフォームを試みる。
早速、金槌をもって壁を叩き出した時、
DIYアドバイザーが現れ、こう言う。
「金槌じゃなくてそこはドリルだろ。
ちょっと貸して。こうこう。ほら、簡単だろ。
あっちもやるの?オーケー、オーケー。
ついでにこの柱も取り除いておくよ。
いいっていいって、気にすんなよ。
でも、自分でやれよ」。
……何を?